No.214 甲和あいあいクラブ会報 2019年1月号

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ご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

乾燥した寒い毎日がつづいておりますが、皆さま元気にお過ごしでしょうか。
このように、乾燥した日が続くと心配なのがインフルエンザの流行の兆しです。

ばらくは手洗い、うがいの励行と身体を温かく保つ努力でインフルエンザ予防にご注力ください。

2019年1月2日の早朝、東の空を見ると三日月と金星(明けの明星)が大接近している姿が偶然目に入りました。写真は慌てて携帯で撮ったものでかなりピンボケですが雰囲気は伝わるかと思います。

月齢26と金星
月齢26と金星

月齢0~29のサイクルのうち26という月が消え去る寸前の丁度良い三日月姿と、乾燥した朝の透明な大気の条件下とで、実際にはこの写真の雰囲気よりははるかに美しく細長い月の先端に、水滴が月の斜面を滑り落ちてポーンと弾かれたような金星が輝いていました。

なかなか遭遇しない事象に新年早々出会えたことでとても得をした気持ちになりました。ちなみに月齢表と金星との運航によると2月1日にも、大気の諸条件が味方してくれれば次の競演が見られるようです。当日の「日の出」は6:42なので、その前の時間帯に余裕のある方は、是非チャレンジされてみてはいかがでしょうか。

さて、「平成最後の新年」と何か大きな区切りのようないい方で情報が飛び交ってはいますが、私たち庶民の日常は、様々な喜びや悩み・問題を抱えながらも、手抜きすることなくたくましく淡々と進み続け生きています。

冒頭の写真のような富士山を見るといつも心に浮かぶのは、文豪吉川英治が長編小説「宮本武蔵」のなかで子供の何気ない将来の願望に対して、『あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる』と語る場面です。実に、表裏のない腹の据わった人間だけが発することの出来る本質的なことばではないでしょうか。


翻って、やっかいな情報操作を含む情報過多の度合いが半端ない現代にあって、具体的な場面は異なっても、一喜一憂しやすい情報や境遇を眼前にしたとき、ことさら留意すべき点を示唆しているようにも思われます。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

盆栽探訪 vol.6 樹形:直幹

錦織紀久雄さんに写真・及び実物の提供や、いろいろお話を伺いながら進めております盆栽探訪の第6回目となる今回は、樹形の直幹です。

樹種としても幅広く、ケヤキ、ヒノキ、クロマツ、スギ等があります。
直幹とは盆栽における基本的な樹形で、どっしりとした根元から梢までまっすぐにそそり立つ姿を現したものです。

その堂々たる体躯は豪壮な伸びやかさを表現し、さらに重量感あふれる雰囲気をそなえています。

幹は下から上に向かうにつれ徐々に細くなっていくという形状(コケ順という)で枝も前後左右バランスよく配置されることが基本とされ、この前提をより強く求められます。

代表的な樹形ではあるものの、盆栽にとって重要な意識づけである「風」が無いことを意識した造りとなるため、直幹そのものは自然界には存在しないものであり、人間が手を加えて初めて成り立つという点で賛否両論・好き嫌いが大きく分かれる存在でもあります。

ただ、直幹の分かり易い形状から少しの欠点であっても目立ってしまうことや、樹木生命体としての特徴である「こぶ」などがある場合の全体的協調の難しさ、また単純な形からの観点で飽きやすいなどとして敬遠する方も多いとのことです。

勿論、これら意見の分かれるところの究極として盆栽は直幹しかやらない方がいるのも事実だそうですが、どうにも素人目には、測りがたい世界観の分野のようですね。

地域貢献活動:町内防犯パトロールからのお願いです

巻末の活動実績報告書からもご明察のように、毎週水曜日に行っております「町内防犯パトロール」の参加メンバーが徐々に減り人数が足りなくなってきました。今後何とかメンバーを増やす必要があります。

当面、各種活動部の方々と部活動未入会の方々にご協力をお願いするしかありません。

まずは、各種活動部の方々に週単位での割り当てを行いたいと思います。また部活動未入会の方々で時間の作れる方には4週のうちのどれか1つ都合の良い週を選んでいただき是非ともご協力をいただければと思います。

部活動の担当割り当ては以下のようになりますが、別に良いアイデア等がございましたら、役員または組長さん宛てご連絡いただきたくお願いいたします。
(活動回数は個人としては月に1度のみとなります)

担当の週(すべて水曜日13:30~)活動部の担当割り当て(未活動部の方は都合に合わせて)
第1週目麻雀 ・ 俳句
第2週目囲碁将棋 ・ パソコン
第3週目カラオケ
第4週目スポーツ部全体(Gゴルフ ・ Mテニス ・ ピンポン)

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俳句同好会 第206号

公孫樹(イチョウ) 鶴原美都子

葉を落としすっくと天に公孫樹

学童を見守る人の息白し

猪突猛進今は昔と年暮るる

凛とした朝静かなり文化の日

一年を拾い集めて旋毛風

押入れの結婚写真に見入る暮

おはようと児らと交わせし散歩道

さざんかや咲く一輪を追う蕾

来年も爺婆で暮らすと虚空にらむ

へこむなよ     山本博布

失念の多きを数えへこむなよ

出会うより別れの多き年齢となり

年が行くこの存在が重くなり

親孝行子孝行にも形なし

晦日そば       樋口雄二

細くとも長生きせなん晦日そば

年取りや取りたくもなき歳を取り

年の瀬やシャッター街の今昔

シクラメン思ひ出咲かす窓辺かな

柚子風呂に過ぎ来し日々を偲びけり

もう一度良き夢見たき返り花

数え日やなにか気忙し昨日今日

落柿舎       石樵公子

落柿舎は今も昔も柿熟れて

半世紀秋の嵯峨野の様変わり

災害の多き戌去り亥年待つ

着脹れの我を老いしと夫笑う

京の寺赤や黄色の落葉舞う

通学路吐く息白し児らの声

城跡は紅葉盛りて人疎ら

外の国の人らと愛でる京紅葉

光秀の思いを籠めた丹波亀山

再来年大河ドラマの旗靡く

白湯一椀      長坂正昭

ゆく年や白湯一椀すする音

次の世も同じ師を追ふ冬の蝶

牡蠣を剥くをんな一途の音立てて

葱買ふて木橋を渡る尼僧かな

旅なれや落葉の音の歩を誘ふ

頭痛        小池芳子

頭痛癒えすっきり目覚めの冬の朝

冬の雨甲和の街の大掃除

ああ師走      辻升人

手足腰脳の衰えああ師走

ポケットの銭つかみ出すああ師走

イチョウ素っ裸枝の先っぽ死を拒み

我が死後も河口のざわつき止まぬかも

山の向こうであの日の土工凍土踏む

平成最後の去年今年(こぞことし)(俳句の季語)となりました。
小池さんが圧迫骨折だそうである。
あいあいクラブの皆さんお互い気を付けて良き新年を・・・

2018年12月期の活動報告と翌1月期予定

2018年12月期の活動報告と翌1月期予定
2018年12月期の活動報告と翌1月期予定

 

 

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