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自然の意図?
前回の続きの様で恐縮ですが、ホッとする間もなくその後の自然の猛威はとどまるところを知りません。
少し振り返っただけでも、6月の大阪府北部地震に始り、6月末から7月初めには死者200人を上回る大惨事を引き起こした秋雨前線と台風7号とが絡んだ7月豪雨がありました。
7月末の台風12号は今まで経験したことのないルートを辿る「逆走台風」となり、続く17号は気象庁の観測範囲を超えて来襲した「越境台風」であり、記憶に新しい8月中旬以降発生の20、21号は暴風雨と高潮で荒れ狂い、巨大な風車を吹き倒し、現代知力の粋を結集した(はずの)関西空港では暴風+高潮の脅威をまざまざと見せつけられ浸水被害と空港の孤立化で長期閉鎖を余儀なくされました。
これらは、一方で6月7月8月の観測史上の記録を次々と塗り替える猛烈な酷暑期と歩みを同じくしてのことだったのでダメージは深刻であり、もはや日本列島は亜熱帯地域そのものになってしまった感があります。
とどめは、9月6日に北海道を襲った、とても強い震度7を記録した北海道胆振東部地震でした。
ほんの数秒の出来事で起きた現象は、上空からの映像でゴルフ場開発地と見紛う山林一帯の土砂崩落の様子は、液状化現象と相まって目を疑う光景でした。
また更に現在の9月末、超大型の韋駄天台風24号は暴風雨とともに日本列島を縦断する形で走り抜けるとのことですが、どの様な被害をもたらすのかは現段階では判然としていません。
それにしても私には、今年の災害のどれもが日本列島北から南まで約3,000kmを同時に巻き込みながら進行していっているようにみえて仕方ありません。

意識すべきは今どこかで起きている自然の猛威に対して、遠く対岸の火事のような感覚で捉えるのではなく自分の足下の問題として捉え、全知全能をフル活動させタイムラグなく準備と対策を整え応戦していく必要がありそうです。
ともあれ何かと厳しい秋への入り口となりましたが、元気にこの10月を過ごしていきましょう。
甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎
盆栽探訪 vol.4 樹形:模様木
4回目の探訪となる今回は、盆栽の中での人気はナンバーワンで、扱われる質・量ともに圧倒的に支持されている『模様木・もようぎ』です。

盆栽愛好家の手の内にある7割は模様木といわれるほどで、中には観た瞬間のしっくり感に心が同調すると時間が経つのを忘れるほどだといわれます。
今回の模様木ですが、樹形の定義上は「幹が左右に曲線を描くように曲がっている木を模様木とよぶ。模様が前後左右にバランスよく曲がっていることが重要である」とのことです。
確かにこの写真のように通り幹がバランスよく曲線を描いた自然な姿は、不思議に心を引き付けます。
今回の樹種は、中でも代表的な『黒松』ですが、どんな樹種でもOKであるのも人気の秘密かも知れません。
ちなみに、本作品を提供いただいている錦織さんは作品の8割が模様木だそうです。曲げの過程でやり過ぎると「奇樹」となってしまう可能性があり注意が必要とのことでした。
この辺りも、盆栽の奥の深さの所以でしょうか。。。
対峙するこちらの心根が大事であるということなのかもしれませんね。
さて鉢植えと盆栽との違いを調べたところ、鉢植えが植物自体の自然な姿を鑑賞するものなのに対し、盆栽は植物の姿を借りて自然や風景を感じるものとのことです。
ようするに、小さな鉢とその植物の姿を通して自分の思い描く世界観や自然の広がりを投影する感じなのでしょうか。
偶然に錦織さん宅を庭通りがかった時に、そこに居る盆栽の個々と対話してみてはいかがでしょうか。
今までとは違うホッとする世界との邂逅があるかもしれません。
文化祭のご案内
11月3日と4日の土曜と日曜は中野市民センターにおいて地域で毎年恒例の文化祭が開催されます。
詳細は、中野町甲和会の回覧にて案内されています。
私たち甲和あいあいクラブからは下記部門での参加協力となりますので、是非足をお運びください。
■俳句の展示
■カラオケクラブ・訓練のたまもの発表会
■甲和華の会・・・踊りのお披露目
連絡事項:10月よりグラウンドゴルフと防犯パトロールの開始時間が変更になっております。
【 グラウンドゴルフ 】
毎週火曜日:中野市民センター広場 12時50分スタートです。
【 防犯パトロール 】
毎週水曜日:甲和会館 13時30分スタートです。
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胡蝶蘭 鶴原美都子
胡蝶蘭猛暑にまどいくるい咲く
あの猛暑乗り切ったよね秋彼岸
枯トマト一つ残して猛残暑
土おこし畝整然と雲は秋
自転車もズックも家路焼さんま
長き夜や夫置き土産のラブレター
予知するや集く蟋蟀暴風雨
終焉の子規の文机へちま棚
麺麭(パン) 山本博布
酷暑過ぎ麺麭も程良く焼きあがり
秋霖の庭に盛んな白き草
天高く洗濯挟みこはれけり
敬老の祝品二っ面映し
秋の蝶ヨイトマケ歌手のビブラート
蛍草 石樵公子
くねくねと折れ咲く花よ蛍草
城崎や水面に映ゆる大花火
参拾年過ぎし竹野の夏の海
残暑の日そぞろ歩きで城崎を
虎の尾に空蝉残し時は過ぎ
但馬路を弥次喜多道中酷暑の日
出石城皿そば食し汗も退く
酷暑の日紺碧の空白き浜
亡き祖母と会える喜び秋海棠
コウノトリ舞いを商標今年米
甲和の路地 樋口雄二
散策や甲和の路地に秋の花
秋雲や妻の髪片思ひけり
新涼やハミングしつつ朝餉炊く
曼殊沙華昭和演歌のなつかしく
天高くスカイツリーが雲を突く
食欲や体重計が秋を指す
虫の声散策の足の調子取り
高尾山秋の七草さがしみる
趣味 小池芳子
ビーズ織る永年の趣味夫に見せ
乾燥し可愛くちじむトマトの葉
この暑さ元気なくした蚊が二匹
黄色い小花秋の七草女郎花
窓掃除じっと目が合う赤とんぼ
と、ある日 辻升人
と、ある日清風明月もう泣かぬ
永いながい旅内蔵のどこかが錆
日記に嘘書いて眠らぬ星
石は黙寄り添いたきは吾亦紅
血液濁り出すイエスの悲劇
*
山口誓子はこんなことを書き残している・・・・・・
俳句は感動があって初めて作られるのです、では感動はどういう時に起こるのでしょうか。
感動は自然と人間との間に起るのです。
両者が互いに歩み寄り正面衝突することなのです。
こんな俳句があります。
秋晴れの塔に近ずき塔も寄る
正にこれが出会いです。
作者(人間)は「ああ」と叫び声をあげ塔を独り占めし対話をしているのです。
己の生き様を塔に問いかけ自問自答の俳句です。
2018年9月期の活動報告と10月期予定

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