No.218 甲和あいあいクラブ会報 2019年5月号

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宇宙のリズム

先日行われました、定時総会には多数ご参加いただき大変に有難うございました。

晩春の刈寄山
晩春の刈寄山

さて、ビジュアル的に春の実感を届けてくれた桜の花も散り、遠く山々では、厳しい冬を耐え抜いて針葉樹林の深い緑を切り裂くように延びた広葉樹の若々しい新緑も自然の風景の中で落ち着きを見せる今日この頃となりました。

胸を張り、目を閉じ、耳を澄ませて、風が運ぶにおいを感じようと少しの間集中してたたずんでみると、

川口川の桜とユキヤナギ
川口川の桜とユキヤナギ

宇宙のリズムに則って厳しい寒さの後に規則正しく必ずやって来て、明るさと暖かさをはらんだこの季節は、私たち人間に対して、例えどんなに大きな悲しみ・苦しみがあっても、長い人生の中のほんの少しの出来事であると錯覚させることで、心身ともの疲弊を最小限に食い止めるべく、大自然が、私たちに等しく送り続けてくれるエールであるかのように思えてなりません。

冷静に考えてみれば、当あいあいクラブのメンバーは全員、実に様々な荒波を乗り越えてこられた方々ばかりです。さらにシニアの世代に入ってからも地域に根を張り現実の行動を通して常に前向きに活動されているという、なかなかあり得難い存在なわけです。

でありますので、自信をもって少々のユーモア感覚と謙虚さを踏まえた大人感覚の誇りを携え、今後の活動に邁進していきたいと思います。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

自慢の家族紹介

今回から、「自慢の家族紹介」も行っていきたいと思います。
今回は、北1組の石原イネ子さんと、家族のクルミちゃん(ヨークシャーテリア)です。

石原イネ子さんと、家族のクルミちゃん
石原イネ子さんと、家族のクルミちゃん

人間大好きなクルミちゃんは、吠えたりすることなく、だれとでもすぐに仲良くなることができ、喜びを表す尻尾の振り方にとても特徴があり、思わず笑顔がこぼれてしまします。
皆さん、見かけましたら是非声をかけてください。

また、石原さんは四季バラを育てています。
咲き誇るにはまだ、時期が少々早いのですが、今回は3種類のバラをご紹介いたします。

最初は、ブラックティーです。
日本人作出による独特の紅茶色を持ったハイブリッドティー種とのこと。特徴的な花色と整った花型で、ほのかなティーの香りもなかなかです。茶バラともいわれ、暗い朱色が特徴で、夏は燃えるような朱色、秋は深く魅惑的な紅茶色、気温によって色が変化します。
次に、
「ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ」という、舌を噛みそうな名前ですが、このバラはモナコ公国元首レニエ三世大公の即位50周年記念に捧げられたもので、赤と白から成るモナコ国旗と同じ色を持つバラです。「ジュビレ」とは「50周年記念祭」の意味だそうです。
最後は、「緑光」です。名前通り、緑の光のような花の色でややクリーム色かかった緑です。1991年の作出とのことですが、いわゆる緑色のバラとして、めずらしいと当時とても人気のあったバラです。
咲き始めは白く、後に再度淡い黄緑色になるそうです。
微香性ですが香りはほとんどありません。

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俳句同好会 第210号

残雪     鶴原美都子

残雪を被りて富士の裾霞む

夕暮れの庭にそそっと花筏

父ありや息子墓前に手桶水

春雨や夫名残のコーヒーカップ

万葉のこころ興せし新元号

新元号湧き立つ列島花日和

朧月追う影の無き一人道

丸ごとを味わい尽くして春キャベツ

三代を生きこたえ出ぬまま春北風

春北風(はるかこい) 山本博布

春北風桜とともに身をちじめ

絆とは空も海も越ゆるもの

半世紀躑躅の小径今いずこ

躑躅の小径にゆれる彼の女の影

鬱金香その名にそぐわぬ色模様

令和     樋口雄二

新元号梅歌が生みし令和かな

荒れ庭を彩りにけりチューリップ

春雨や一つ蛇の目に二人影

鶯の一声澄みし御陵かな

桜狩花も団子も酒も欲し

駅頭を彩る傘や春の雨

草餅にしのぶ故郷の山河かな

花吹雪老いの散歩を励ませり

つくしんぼ  石樵公子

母への土産握り締められつくしんぼ

雛飾る甘草屋敷は笑顔満つ

菜の花やすき込められても頭出し

令和の字入れて撮影ホテル着

孫と手を過ぎゆく月日春の風

孫と手を桃色絨毯甲州路

旅三昧父との別れ行く平成

一年生母と離れて走り出し

衣桁     長坂正昭

夏立つや衣桁にかはる風の彩

草刈りのすすむ先々碧き空

明け易きむらさき烟る戸の隙間

金魚の朱玉の器にあふれおり

夕暮れや散る音幽か白牡丹

夫逝く    小池芳子

夫逝きて手続き済ませて花は葉に

孫まぶし二人入学中・高に

春風やかあさん明るく皆元気

チューリップ三種明るく咲き誇る

      辻升人

筍を押し出す地球の大欠伸

病棟の窓の灯消えて妻の影

下萌えの集落暮ゆき水澄むや

鬱金香=(うっこんこう)と読みチューリップの事らしい。

小池さんのご主人が三月二十九日の夜中に亡くなったとの事。
そのご主人が今わの際に、今までありがとう、そして三人の子供を産んでくれてありがとうって言ってくれたらしい。
こんな事が言えるご主人が羨ましい限りである。

 

2019年4月期の活動報告と5月期予定

 

4月度活動実績と5月の予定
4月度活動実績と5月の予定

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