No.205 2018年4月号

甲和あいあいクラブ会報 2018年4月

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春爛漫

例年になくとても寒かった冬を乗り越え、自然界の物言わぬ草木たちと待望の春爛漫の季節を迎えましたが、甲和あいあいクラブの皆様お元気にお過ごしでしょうか?
今年は、3月半ば以降の急激な気温上昇で、春爛漫・終盤に鮮やかな美の一翼を担う桜の花も早送りのビデオように、駆け足で通り過ぎてしまった感があります。
偶然、今年の桜花の季節に友人と話していたのですが、その友人は「サクラは二分咲きの頃が一番好きだ。直ぐの開花に備える”つぼみ”が多数ある姿が”大いなる希望”を象徴しているようだから」とのことでした。

長年にわたり無意識に「満開桜」が一番見たい姿だと思い込んでいた自分にとって、物事の見かたの多面性をあらためて考える、とても鮮烈な印象を受けた瞬間でした。

さて、今月で「甲和あいあいクラブ」も第19期目に入りました。
会員皆様の高い意識と意欲のおかげで、各クラブも活発に機能しており、この1年間の活動延べ人数は5,623人で、遂に5,500人を超えるまでの盛況ぶりとなっております。
私達熟年世代の一年間にわたる知力と体力を駆使し続けた結果を数値化したものですが、持続する元気な笑いと元気な活動を通しての、近隣友好・健康保険貢献(未病貢献)・生きがい貢献など総合的な社会貢献は数値以上に多大なものであると確信いたします。
また、記憶力と体力は自然の摂理でそれなりに徐々に薄れるものの、目的意識のある真剣な活動を通しての知力、判断力、応戦力は失うものへの倍返しで身についてきている事を実感しています。

平成30年度最初となる全体行事は、今月4月7日午前10時開催の定時総会からスタートいたします。
昨年度の総括と新年度の方向性を一堂に会して確認しあう大事な会合となりますので、会員皆様の御協力を心よりお願い申し上げますとともに、これからの一年間をさらに活発に元気に過ごしていけますようお祈りいたしております。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

一分咲きの桜
一分咲きの桜

 

俳句同好会 第197号

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婀娜(アダ)

樋口雄二
新橋や東踊りの粋と婀娜
彼岸会や遺影の妻は歳取らず
老いらくも心浮きうき花見かな
夜桜やライトアップで盛り上がり
花よりも団子の嬉し左党かな
散策を迎えてくれし初音かな
春暖や脱皮のごとく一枚脱ぐ
四月馬鹿納税の無き国夢見

樟脳

鶴原美都子
春日和樟脳ほのか帯しめて
犬の目線合わせて見たり桜草
枯れ庭にひとつ色あり桜草
手作りのひいなのお顔吾似かな
窓際に外の風待つ君紫蘭
春炬燵仕舞きれずや犬とわれ
花芽吹き枝間の空の狭まりて
子供らを見守り続けて花大木
こんにちは今年も元気につくしん坊
子らの背に花満開の明るさよ

花粉禍

山本博布
花粉禍や笑うシーンも涙する
春の昼世の喧騒を脇に置く
われは今暑さ寒さの境なり
春暑し厚手のセーター洗い居る
南から春爛漫の花便り

春野菜

石樵公子
帰省子に母は手作り春野菜
錠前の要らぬ故郷犬ふぐり
天平を甍に偲ぶ浅き春
春嵐ハンカチ首に旅続け
早春に訪ね歩きし西の京
梅まつり牛に曳かれて天満宮
花の寺塔も御堂も春爛漫
祝米寿幼なのごとき笑顔見せ
残雪や伊吹の頂き神々し
二人して梅と湯の香の白狐の湯

甲の原

小池芳子
春よ来い自転車こぎだし甲の原
風吹けば花粉飛び交う甲の原
まだかいな三寒四温の甲の原
また雪が四の字固めで春抑え
春来ればきっと良くなる手足痛
ときめき長坂正昭
ときめきの母似のひとや春深し
道端に咲く黄水仙愛しめり
春の野を何も思はず歩きけり
恋猫の声のしばらく屋根の上
煮魚の箸のなまぐさ春の暮

辻升人
人の世の裂け目に香る梅一輪
狭庭先身の程知らずの梅咲いた
梅咲けど梅に悩みのあるやなし

今月は樋口さんの婀娜(アダ)を辞書で引いてみた。
そうしたらこんなことが書かれていた。
女の美しくたおやかなさま、色っぽくなまめかしいさまだそうである。

しばし春爛漫・・浅川の風景

 

2018年3月期の活動報告と翌月予定

2018_03活動実績

2018_03活動実績

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