No.270 甲和あいあいクラブ会報 2023年11月

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はじめに

季節は秋に移り変わり、日々の暮らしにも少しずつ変化が訪れていることと存じます。今年は、例年になく厳しい気候に見舞われ、多くの方々がコロナ禍や熱中症などの健康問題に苦しまれたことと思います。

一方で、世界情勢は依然として不穏です。ロシアによるウクライナ侵略は未だ解決の糸口が見えず、先月にはイスラエルとイスラム組織ハマスの間でテロ事件が勃発し、多くの方々が犠牲になったことは、人類にとって大きな悲しみです。

本来、最後の砦であるはずの国連も問題を抱えており、何の解決案も示すことが出来ない有様で、一連の紛争では存在そのものを問われる最大の弱点を露呈することになってしまっています。一刻も早く平和な状態に戻ることを祈るばかりです。

表情豊かな秋明菊
表情豊かな秋明菊

さて、当あいあいクラブは年間行事を着実に実施し、先日の地域の文化祭も無事に終えることができました。

今月はかねてお知らせしていました、ふれあい講座を行うことになっております。

今回のテーマは誰もが関心があるもののなかなか訊きにくい「相続・遺言の基本と家族信託がよくわかる講座」となりました。

遺産相続や生前贈与などに関して

◎遺言書は必要なのか?またその種類は何か?

◎認知症になると財産が凍結されるのか?

など、現実に起こりうる様々な問題について、専門家が講座で詳しく説明してくれます。

名前に似つかわしくない荒地ヌスビトハギ
名前に似つかわしくない荒地ヌスビトハギ

約1時間の講座の後には、質疑の時間を十分に設けてあり、さらに、現実問題に直面している方のために、個別相談も受け付けてもらえるようになっていますので、皆様にはぜひともお時間をいただいてご参加いただきますようお願いいたします。

ふれあい講座は下記要領となります。

2023年度11月 ふれあい講座
日時
11月24日(金)10:00~12:00(講座 10:00~11:00)
場所
八王子市中野市民センター 1階会議室
講師
いけもと行政書士事務所
テーマ
相続・遺言の基本と家族信託がよくわかる講座
それでは、皆様、健康に充分気をつけて11月をお過ごしください

感動ノート No.39

   (俳句同好会 辻さんご提供)

= 亡き伯母らに学ぶ生き方 =

先月、95歳の伯母が9か月に及ぶすい臓がんとの闘いを終え亡くなった。

この間、私は片道3時間の遠距離介護を続けた。

そんな独り身の伯母を身近で支えてくれた人がいた。

彼女の友人である。

伯母とは顔見知り程度だったそうだが、がんと聞いてから、毎週のようにお見舞いに来て下さった。

気を使わせまいと、書道にたけている伯母に趣味の書道作品を持参するのを理由にした。

看取る際も一緒にいて下さり、私はとても心強かった。

先日、その方が初めて出品する書道の展覧会があり、伯母の遺影とともに伺った。

たくさん展示されている中で、その方の作品に目が留まった。

「雲従龍」とあった。

立派な人の元には有能な人が集まるといった意味だそうである。

伯母は普段から、困っている方を助けるのは当然、とよく話していた。

彼女の周りにも素敵な方がたくさん集まりよい出会いがあった。

私も伯母やその方のように、だれかの役に立てるように生きていきたいと思った。

小平市 土田愛理さん 53歳

息長く咲き続けるランタナ
息長く咲き続けるランタナ

諺に「遠い親戚より近くの他人」という言葉をたびたび耳にすることがある。

この土田さんのノートは正にこういう事なんだろうと思い掲載することにしました。

幸いこの甲和会にはあいあいクラブという仲間の会がある。

月に一回の役員会では会長自らの発言で会員の皆さんの情報を募り交換し合っています。

困っている事、手助けして欲しい方、遠慮なく近くの役員に相談してみてください。

 

 

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俳句同好会 第264号

あいあいの旅  鶴原美都子

それぞれに秋持ち帰るあいあいの旅

秋日和酒蔵へ足軽きこと

穂波扱ぐ祖父母も父母も輝いていた

ふるさとは遠くにあれど目に穂波

天高しむらさき色の杖を買う

雨音の心地よきかな夏終る

杉の巨木    若松道朗

そっと掌を杉の巨木と語る秋

払暁も日々に墨増す秋の声

山寺や遅れし出会いを待つ白萩

風立ちぬ箒木色添え富士の山

長遠を守りし仁王の視線彼方に

大空の青引き立てる芒かな

       石樵公子

五十年夫に感謝の秋の旅

夫と行くふけゆく秋の佐渡島

泣き笑い涙で流す秋の旅

交番の机に一つ菊一輪

やっと出た我が狭庭の秋茗荷

ハロウインはカナダ土産のカボチャ人形

爆弾      小池芳子

大空に爆弾雲が怒っている

よみがえるあのシクラメン芽吹き見せ

ピーマンの実り豊かに天高し

ランチ中津久井湖面に秋の風

老体      辻丕子

老体と老犬相哀れんで朝散歩

山深く森深く行きたい秋の旅

五十年棲めばこの地が故郷か

友逝きて病みしわが身に迫りくる

秋彼岸夏日の続く昨日今

戦争が続く地球が壊れそう

煩悩      辻升人

煩悩七日蝉も吾も死にゆくか

死後の景見えて明るい秋茜

山ありて見えない背景妻との歴史

子の地こそ夫との歴史稲を刈る

秋の蠅我と過ごせし夕餉膳

恨みごと言うてる暇なし親探す

 

特定外来種嫌われ者のセイタカアワダチソウ
特定外来種嫌われ者のセイタカアワダチソウ

今月は三山さんがお休みになられ一寸寂しい句会になってしまいました。

夏日とやらが百五十日ほどの記録を残したと思いきや秋もいつの間にか通り越し、暖房器具を出すような季節になってしまいました。

コロナもどうにか下火になってマスクを外す人も増えて良かったような気がしますが、まだまだ予断を許せぬ様相です。

またインフルエンザも去年の五四八倍だそうです。気を付けて生き抜きましょう。


難読文字
長遠=ちょうおん=長く遠い事=長久
煩悩=ぼんのう
秋茜=あきあかね=赤とんぼ

 

 

 

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