No.259 甲和あいあいクラブ会報 2022年 12月

 

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いよいよ師走!今年はサッカー・ワールドカップがこの時期に開催され、皆様ご存じのように日本がドイツとスペインに勝利し、まさかの予選リーグ1位通過!超嬉しく興奮する前半戦ですね。

Jリーグ発足から30年以上の歴史を刻み、国の幅広い人々の層を巻き込み様々経験を積み重ねてようやく強豪国といわれる国々に伍して闘えるようになったのだと思うと実に感慨深いものがあります。と同時に新たなスポーツ文化が一朝一夕には成り立つことはなく、気の遠くなるような様々な経験、大きな努力と強い心、そして長い歴史の土台を要求する事実に思い至ります。

何はともあれ、ワールドカップが現在の様々に不穏な世界情勢の暗雲に好転の光となる一石を担う存在であれば嬉しい限りです。

ふれあい講座風景1
ふれあい講座風景1

さて11月の文化祭(カラオケ大会、グラウンドゴルフ大会、および作品展)と、ふれあい講座は関係者の皆様のご努力により成功裏に恙無く終えることが出来ました。

本当にご苦労様でした。そして大変有難うございました。

この度、長年にわたりこの地域の民生委員として地道に活動をなされてきた南9組の宮崎洋様が12月をもって退任し、新たに関谷健司様にバトンタッチすることになりました。

ふれあい講座風景2
ふれあい講座風景2

常に緊張を伴い万難を排しての活動でありその大変さを推察することはできませんが、本当に長い間のご苦労に感謝申し上げます。また関谷様には宜しくお願い申し上げます。

今後、地域の高齢化も更に一段と進んでいきますが当あいあいクラブとしても、互助の一環として可能な限りご協力していきたいと思います。

ふれあい講座の風景
さて、コロナ感染の状況は、感染者数のグラフから明らかに第8波の最中ですが、今月もあらゆる自己防御の知恵を駆使して乗り切り新たな年を迎えましょう!

ふれあい講座風景3
ふれあい講座風景3

 

感動ノート No.28

(俳句同好会 辻さんご提供)

=認知症・介護・10歳の僕=

山口県・山陽小野田市立小野田小学校5年 山田将輝

僕が2年生だった頃、父方の祖父が認知症だと診断された。齢は75。アルツハイマー型認知症だった。当時、僕の住んでいた家と、祖父母の家までの距離は約1キロメートル。僕は、学校から帰ると必ず祖父母の家に遊びに行っていた。

そんなある日、変わった出来事があった。僕がリュックサックにおやつのチョコビを入れて祖父母の家に行った時だった。ふと見ると僕のリュックサックが開いている。楽しみにしていたチョコビがない。顔をあげると祖父が僕のチョコビを持っていた。口に入れている。目を疑った。僕はおやつを失ったショックと、しっかり者の祖父がとった行動に困惑した。

この時期・小さく愛らしい柘植の花
この時期・小さく愛らしい柘植の花

それからというもの、祖父の今までになかった行動が、少しずつ目立ってきたようだった。僕は祖父とテレビの前に座り、祖父が出来なくなって困っていたリモコン操作を手伝ったり、なんだか知恵の輪をしているかのように忙しくしている手に、僕のお気に入りのプテラノドンの小さくて柔らかい模型を持たせてあげたりした。出来ることは何でもしてあげた。祖父は今まで、僕のお世話をたくさんしてくれたから・・・・・

寒中のアベリア
祖母は夜中に、10数回もトイレに行く祖父に付き添ったり、同じことを繰り返し質問されたり、置いていたものがなくなったりして、とても疲れていた。祖母も病気になってしまった。肺の病気だった。祖母は入院を余儀なくされた。祖父は、これをきっかけに施設へ入所した。祖母は泣きながら「じいちゃんを頼むね。頼むね」と僕たちに祖父を託した。毎週末、祖父に逢いに行くのが習慣になった。お年寄りたちが、テレビを見たり、トランプをしたりしている中、祖父は違った。机や椅子を整え、台拭きで机を拭き、コップを下げたり、お茶を入れて出したり、職員さんのお手伝いをしていた。

認知症になっていろいろな能力や記憶が失われてもその人の本質みたいな部分は色濃く残る。

濃いピンク・寒中のアベリア
濃いピンク・寒中のアベリア

入所してしばらくは良かったが、やがて祖父も入院することになった。そしてある日、祖父が昏睡状態におちいった。大きな病院に転院し、一命をとりとめた。しかし寝たきりになってしまった。たくさんの医療機器や点滴に繋がれた祖父は、唯一、目を動かすことはできた。僕は毎日祖父に会いに行った。看護師さんたちが僕やいとこが来ると祖父の反応がいいと教えてくれた。

祖父はお風呂に入る事が出来ないので、看護師さんに習って、手浴をしてあげることにした、手だけお風呂に入るという事だ、終わると保湿クリームを塗りながらマッサージをしてあげる。

僕がこの作文を書いたのは、祖父と過ごした大切な時間を、僕の中にとどめておきたかったからだ。

訃報

 残念ながら次の3名の方々がご逝去されました —

 8月に庄司敬一様:南3組(甲和会の会計などで多大な貢献をなされた方でした)享年87歳

11月に稲岡章様:中央4組(卓球同好会で活動されずば抜けたセンスをお持ちでした)享年95歳

11月に土屋きみ子様:南8組(カラオケ同好会で活動されとても歌が上手な方でした)享年90歳

心よりご冥福をお祈りいたします。合掌

 

 

 

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俳句同好会 第253号

皆既月食  鶴原美都子

皆既月食隣り近所の賑わいよ

仰ぎ見る月に住める日来るという

目を閉じて心放ちて満月を

みかん箱届けり古里の恙なし

霜柱コロナ八波を連れて立ち

カレンダー残る二枚の秋思かな

文化祭展示撤収フック無数

2022年11月18もう観られない皆既月食
2022年11月18皆既月食

枯葉道   三山喜代

枯葉道我が足音を拾ひけり

嬉しい日綿虫肩にふれて行く

逝けば皆いい人になる冬の星

平穏な日々こそ宝花八手

太陽は誰にも一つ日向ぼこ

冬立つや背丈ちぢんで丸くなる

卒寿とは長距離ランナー冬満月

     若松道朗

黎明や霧敷く川面に鷺の舞う

霧立ちぬ白鷺佇む川面かな

川霧や鷺時を止め狩り静か

芒揺れ山並み切り絵と茜空

金纏い公孫樹指さす夢蒼穹

つんつんつん馬酔木躍らす冷雨かな

不意に涙深色誘う篝火花

日の出を待つ鷺たち
日の出を待つ鷺たち

エンピツ  石樵公子

エンピツのカタカナばかり傘寿の便り

宅急便真っ赤な柿の葉添えてあり

母からの荷作り下手な秋野菜

コツコツと夫が作りし柿のれん

老い二人励ましながら冬支度

秋日受け日に日に色づく柿のれん

紅葉    小池芳子

紅葉があちらこちらで色合わせ

スーパーの小松菜なんと鮮やかに

コロナ禍の新宿御苑で落葉踏む

十一月八日の夜に欠けた月

小菊達   辻丕子

垣根から道路に顔出す小菊達

香りする振り向く先の金木犀

心病み花の色香に癒されて

茄子一個残されしまま枯れ畑

     辻升人

卓の蝿もう秋だよ親もとへ帰りなよ

八十二登り来た道枯葉舞う

西の向こうに東があるのか秋夕日

割り算をやっても割れない君の胸

死んではいない夫に口ずけ義姉の事

鶴原さんの句にもあるようにコロナ第八波がまた来ているようで、都内の感染者も毎日一万人を超えて来ているようである。
最近は慣れてしまったのか対して驚かなくなってしまったのか気のゆるみが怖い。
清水小学校でも子供が感染し学級閉鎖になっているらしい。
あと一か月で正月を迎えるのにコロナ感染には充分気を付けましょう

 

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