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序
今年も早いもので霜月を迎える時期となりました。例年より早く朝夕の冷え込みが厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
次々と希望溢れていた若かりし頃の予想とは裏腹に、グローバル化が進んだ現代は(コロナ禍、ロシアの侵略戦争、国際情勢、為替不安等々)世界情勢の機微が即、身の回りの環境に伝播し日々の生活に直接影を落としている今日この頃です。

望ましい環境とは言えませんが、しかし人間にとっては思い通りにいかない状況を何とか打開しようと、思索を重ね、自分なりの努力を続けることで、振り返った時に一歩成長した自分を見出せる数少ないチャンスである事は確かなので、少し長い目で見る意識でしっかりと前を向いて進んでいこうと思います。
さて、当あいあいクラブが関係する11月の行事は二つありますので、次ページの予定表にて5W1Hを再確認のうえ、時間を空け是非ご参加ください。

11月9日の出前講座には保健師、管理栄養士、歯科衛生士の3名体制での講座となりますが、生活習慣病予防の講座の際には血管年齢測定や体組織測定、また健康的な食生活についての充実の60分間となる予定です。
また講座に続けて、辻さんご提供のビデオ上映会も行いますので、日頃の自分たち自身の様子をお楽しみください。
地域住民協主催の文化祭
開催日
11月5日(土)、6日(日) どちらも9:30集合、10:00開始
開催場所
中野市民センター
あいあいクラブ
参加内容
5日 グラウンドゴルフ(あいあいクラブより10名参加予定)
6日 カラオケ (あいあいクラブより10名参加予定)
期間中に皆様の作品展が体育館にて行われておりますのでご覧ください。

中野市民センター・ふれあい講座
開催日時
11月9日(水曜日)
開催場所
八王子市民センター会議室(1F)
内容
13:30~14:30 「予防ができる生活習慣病」(講師3名)
14:30~15:30 ビデオ上映(辻さんご提供:各種活動クラブの様子や研修旅行の点描等)
感動ノート No.27(俳句同好会 辻さんご提供)
=命のありがたさ 今実感=
2年前夫が脳梗塞で倒れた。
幸い命に別状はなかったものの、職人だった夫にとって致命的な右半身マヒの後遺症が残ってしまった。
今も毎日の散歩でリハビリはしているが完治は難しいかもしれない。
けれど物は考えようで、今この時を私は神様がくれた大切な贈り物だと思っている。
昭和1桁生まれの男の不器用な生き方しかできない夫が、私と手をつないで散歩し、桜の蕾や、川の鯉の群れに喜び、行き交う人とあいさつを交わすようになったとき。

時には駅前でコーヒーを飲み、サンドイッチのランチを食べることもある。
いつも仕事に追われ、夫婦らしい会話もなく過ごしてきた。
今その事に気が付いただけでも良かった。
海外旅行もドライブも夜の飲み会もなくなったけれど、命ある事のありがたさを知り、二人寄り添って生きていきたい。
八王子市・須崎美砂子さん
帰燕 若松道朗
暁に静けさ迫る帰燕かな
木犀の香に蘇える母の声
バスの旅大人脱ぎ捨て空高し
秋進みぽつんと野の花蝶が舞う
雨上がり満を持してか玉すだれ
家路への駅舎に響くチチロの音
日暮れ時節目促すうろこ雲
天空の水辺でほほ笑む布袋花
アベリアの香りも重く秋の雨
蟷螂=カマキリ 鶴原美都子
蟷螂をいとおしくなる齢かな
夜長したわい無い言老姉妹
屋根上にほどよき距離を月と星
お月様つくづく眺むときもある
今年菊不出来なれども香と共
大楠に囀り集め秋の風
秋深し湯舟に放つ大吐息

紙芝居 三山喜代
紙芝居似合ふ路地裏虫の声
逢う時も別れも握手なき秋思
冬近し魚はいつも水の中
花野より戻りて我に戻りけり
嬰の手の力をもらふ十三夜
冬近し卒寿となりて充電す
老と死は誰も平等天の川
鮎 石樵公子
ふるさとの香りをのせて鮎届く
いつまでも気持ちは若く秋に入る
十薬や更地となりし里の家
末生りのトマト見守る昨日今日
朝夕の寒さに急かされ冬支度
老いてなお旅を誘う秋の風

小金井公園 小池芳子
モグラかな小金井公園歩く先
香り良し大きくなった金木犀
小松菜が小さな芽を吹く昼餉時
菜園に赤青ピーマン賑わいて
蕎麦の花 辻丕子
海原のうねりにも似て蕎麦の花
山くっきり空透き通る秋の朝
背伸びして届かぬ先の柿一つ
朝顔は胤を残して未来へと
陽を浴びて温みかすかに初秋かな
大蟷螂 辻升人
大蟷螂これぞ己が身野垂れ死に
曇天の歪み天地さかしまに
颱風過のたうちまわる川力
薬指その爪を切る死ぬるまで
秋の夜「て・に・を・は」唱う俳句道
*
人間の生き方というものは種々あるものだ。俳句は面白い。
今月は期せずして「蟷螂=カマキリ」が二句登場した。
鶴原さんはいとおしいと唱う、小生は己が身野垂れ死にと唱う。
人間性の問題だろう。
鶴原さんの思いやりそして優しさ、それに比してわが句、大きな蟷螂が轢死していたある朝、こんな句
が・・
野垂れ死にしてたまるかという咤・激の心境・・・辻
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