No.274 甲和あいあいクラブ会報 2024年3月

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コロナ禍で開幕した2020年以来、次々に発生した世界規模の紛争・人権侵害・混沌は、確信に足る明るい陽射しが訪れることなく続いている中、2023年度の当あいあいクラブ活動も最終章の3月を迎えました。

4月から始まる新年度に向けて、やり残したことがあるのであれば、最後の一カ月をフル回転で駆け抜けましょう。

3月であれ4月であれ、永遠に続く時空の上では単なる通過点であり、物理的にはさほどの違いはありません。

サンシュユの蕾
サンシュユの蕾

しかし、年度の区切りやメリハリ、山谷のリズムだとして敢えて捉え直すと、見える世界は全く異なります。

言い換えれば、一瞬として留まることのない時間の経過に意義を持たせることになります。

この意義の認識はやがてモチベーションとして昇華され、あらゆる行動の契機となり、また持続の支えとなって、必ず何らかの結果を得ることになるでしょう。

年齢や年度をはじめとして、様々な区切りを持つことは、好むと好まざるとにかかわらず、生きること自体を深く意味づける重要な作用を果たすことになるのです。

さらに、この考え方は人間を他の動物たちと一線を画し、発展させた要因でもあります。

不思議な空・暁橋にて
不思議な空・暁橋にて

私たちは時間の流れに意味を見出し、目標を設定し、途中の喜怒哀楽を通じて成長することで、より豊かな人生を築くことができるのだと思えば、様々な区切りやイベントを前向きに喜んで受け入れていくことも大事な視点ではないでしょうか。

さて、少し早めの告知となりますが、

来る4月13日(土曜日)午前10:00~に甲和あいあいクラブ 第24回定時総会を開催いたします。

当あいあいクラブ会員の皆さまにおかれましては、お忙しい中とは存じますが是非ともご参加いただけますようお願いいたします。

いつもお若い稲岡さん
いつもお若い稲岡さん

㊗1月に中央4組の稲岡泰子様が90歳のお誕生日を迎えられました。

町会・当クラブとも長く御貢献頂いてます。

本当におめでとうございます。

これからもお元気でお過ごしください。

 

 

感動ノート No.43 

(俳句同好会 辻さんご提供)

2024年2月28日読売新聞でこんな記事が目に留まった

「九九全段スムースに」頭も鍛える目標

電車を使う時、時間があれば一駅手前で降りるなどなるべく歩くように心がけている。

歩いている間は、体だけではなく頭の体操にもなるかなと、九九を唱えるようにしている。

フクジュソウの揃い踏み
フクジュソウの揃い踏み

九九を習ったのは小学2年生の頃、親と一緒に入浴中に口にしたことや、私も子供にお風呂で言わせていたことなどを思い出し、歩き始めたころはなつかしい気持ちになれた。

ところが先日、六の段以上がスラスラと出て来ず、考え込んでしまった。

九九を使って計算する時、「6x2」なら「2x6」でも答えが同じだろうと、小さい数字を前に移して計算する癖があるためらしい。

このような癖は私だけなのかもと考えると不安になった、でもそれなら九九のすべての段をスムースに唱えられるようにしてみようと気持ちを切り替えた。癖を直し、普段の生活でも六の段以上はスラスラと使ってみたい。

頭を鍛える目標ができ、今は前向きに歩いている。

船橋市・鈴木麻理さん  61歳

こんな記事を目にし自分にも問いかけ、更には家内にも問いかけてみた六の段

6x6=36から先はスラスラと・・・・・・

6x2・6x3・6x4・6x5は全くシドロモドロ

咲く姿とても見事にセツブンソウ
咲く姿とても見事にセツブンソウ

この記事の鈴木さんと相似たり、という事に二人で気がついた、あいあいクラブの皆さんの中にも一人や二人いるかもしれません。

今からでも遅くはないでしょう。「頭を鍛えましょう!」

 

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俳句同好会 第268号

馥郁     若松道朗

馥郁とメジロ惑わす寒桜

水の惑星動乱悲しき冬の朝

東雲や立つ川霧に残り鷺

あれやこれ根こそぎ蹴散らす春一番

軋む魂戦の荒野に雪明り

成し遂げて弾む心に冴ゆる月

冬薔薇    鶴原美都子

ただ一輪散りきれずおり冬薔薇

今日一日終えて布団にくるまりぬ

雪掻きも出来ぬこの身に心折れ

一夜月きのうの憂いを真っ白に

寒落暉三百六十度染めて

冬天や地霊吸い上ぐごと青し

億年     三山喜代

億年の中の令和や梅ひらく

初音かな山霊漂ふ多摩御陵

冴えかえる草津白根の火山岩

おぼろ月夢見るように立ちつくす

海へ向く亀石二つ鳥ぐもり

早梅の空や航空発祥地

光との調合・クロッカス
光との調合・クロッカス

大内人形   石樵公子

亡き父母の選びし雛は大内人形

老いて尚大内人形雛飾る

金屏風大内人形尚華やかに

冬の夜思い出話に花が咲き

冬の夜夫と語らう旅心

雪降る夜夫とビデオで京の旅

シクラメン  小池芳子

店の人選んでくれしシクラメン

青空にサヤエンドウの花赤く

小さくも花沈丁花買いました

津久井湖で買った野菜の新鮮さ

一の関    辻 丕子

眼裏に残りし洪水一の関

布団干すこの暖かさ北国へ

八十路むかへまだまだ苦労の道続く

父母の冷たき指先山東菜

夕焼けに背中押されて葱を切る

この青空届かぬ願いか能登の地へ

焼き鳥    辻 升人

焼き鳥は今夜は塩で燗の酒

消そうとも消せない故郷陽の翳り

飯茶碗灯火管制その底に

心病みぬかるんだまま闇に入る

凍土に這いつくばって冬の虫

ずかずかと来て寒鴉ずかずかと

鶴原さん特選句

ずかずかと来て寒鴉ずかずかと 升人

若松さん特選句
億年の中の令和や梅ひらく   喜代

石樵さん特選句
あれやこれ根こそぎ蹴散らす春一番  道朗

丕子さん特選句
億年の中の令和や梅ひらく   喜代

辻升人特選句
水の惑星動乱悲しき冬の朝   道朗

語解説

 馥郁=ふくいく=良い香りの漂うさま
 水の惑星=ここでは水のほしと読みます
      地球の事です
      
 寒落暉=かんらっきと読みます=夕日
 
 亀石=かめいし=話題になりました、石樵さんは、佐渡で見たとの事でした。

 

 

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