No.229 甲和あいあいクラブ会報 2020年4月号

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パンデミック宣言

 多国間にかなりの勢いで感染が広まっていたにもかかわらず、3月11日にWHOが漸く、超遅ればせながら新型コロナウィルス感染症(COVID-19)について実質的な「パンデミック宣言」を表明しました。未知とはいえWHOの判断の甘さの責任は重いと思います。

 連日の政府、都道府県の声明発表、またマスコミ報道の通り3月28日現在の世界の感染者数は何と59万人、死者数3万6千人を超えました。うち日本国内では感染者数は2,436人、死者数63人と日々増大し、この感染症の猛威の凄まじさを物語っております。

春の息吹 さ・く・ら
春の息吹 さ・く・ら

この目に見えないウィルス感染で一番厄介なのは、最長2週間という長い潜伏期間にわたり、自覚症状のない(無症状病原体保有者)まま、身内や他人を問わず接触者にウィルスを撒き散らしてしまう事です。

 このような状況下の3月初旬、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による、下記の3条件の重なりを避ける提言を受け、政府および東京都の行動自粛要請(非常事態宣言)が現在発令中です。

(1)換気の悪い密閉空間を避ける

(2)多くの人が密集する場所を避ける

(3)近距離での会話や発声を避ける

 発令された自粛要請の結果、中野市民センターにての会合は当分の間は使用禁止状態となりました。当あいあいクラブとしても東京都の要請を順守すべく、3月中の活動を基本的には中止を含めて対応してまいりました。

 しかし先月号でお伝えした通り4月には総会が控えており、ここで次年度の人的、資金的、計画予定等の何らかの決定を行わなければ、以降の当あいあいクラブ活動と運営を行っていくことが出来ません。

川口川・清水公園

 これを、どのように乗り切っていくのかを検討するために先日役員会を開催し討議いたしました。
 その結果、

1. 今回の総会は人数を極限まで絞る。そのために代議員制を採用し、最小限の人数での総会を行う。

2.場所については当面利用が出来なくなった市民センターの代わりに甲和会館にて小規模、短時間にて行う。

3.総会への参加者を今回に限り当あいあいクラブの各部から1名の代議員を選び総会を開催させていただく。

 の3点につき確認・決定致しました。

 よって、先月号でお知らせ・お願いしました第20回総会への参加を申し込みをされた方々には大変申し訳なく、心苦しいのですが一旦白紙にとさせていただきます。
 

 新型ウィルスという見えない敵との闘いの中で、しかしながら社会生活・活動を力強く推し進めていかなければならない現実の対処方法として、会員皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ここに至った諸事情について、是非ともご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

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俳句同好会 第221号

ランドセル   樋口雄二

入学式ピッカピッカのランドセル

散策を迎えてくれしつくしんぼ

そぞろ行く朧月夜の二人かな

おぼろ夜や覚えし一句もう忘れ

コロナ禍や庭の桜で一人酌む

白き雲妻に似てゐし彼岸空

山菜を並べ奥多摩道の駅

いつの間についうとうとと春日かな

 

つつじ山    山本博布

登り来た大野仏のつつじ山

野仏を肩にかけたるつつじ山

落椿散椿どちらが相応し椿散る

可不可なく唯花を観る豊かさよ

山路来て椿の散りて赤き事

弊屋に花飾りたし友の苞

夕真澄鶯二鳴き野鴨二羽

新コロの主要国対策は後手

十八年地球にあだなす甦り

藪椿でもお日さまは必要だ

 

願い事     小池芳子

星空に良い便りをと願い事

春寒し夫を送りて一周忌

チュウリップ今年も元気に芽に出会う

春猫がここに居るぞとトイレから

五平餅甘辛味噌の味みかな

 

目借時     鶴原美都子

老犬に添い寝してやり目借時

逢いたくも黄泉は遠かろ春北斗

隣家の丹精込めし鉢に春

茶の用意お座布三枚春炬燵

巣立ち鳥箱に残りし絆創膏

コロナ菌若者達の夢奪う

狭庭ゆえ詫びて半分菊根分け

 

       石樵公子

芹届き茶の間賑わう熱き天麩羅

春の香を届けて呉れる老婆の手

桃一本荒れたる庭に色添えて

君子蘭今年も立派な火炎色

冬ざれの光景からも春の声

肺炎に株も感染ダウンする

解体の空き家の向こうの春景色

 

老樹      若松道朗

青空指差す老樹の根元胴吹き桜

長き旅川面に燕歓喜の舞

鶯のかそけき囀り梅林

 

黄泉の母    辻升人

真っ暗な黄泉の雪道母探す

寝付かれぬ黄泉から母の子守歌

蝋燭に灯ともす父母に逢うために

今月から会計担当の若松さんが参加してくれました。
今号で揚句三句の中で作者の詩心に思わず引き付けられました。
読者として勝手に想像させてもらえばこの言葉「老樹」です。この樹は水満ちて凛として息ずいているんです。
枯れてしまった老木ではないんです。
我々はまだまだ水満ちて生き続けて 行きましょうというメッセージでしょう。
コロナに負けるな!

 

2020年3月期の活動報告と4月期予定

3月の実績と4月の予定
3月の実績と4月の予定

 

 

 

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