No.247 甲和あいあいクラブ会報 2021年12月号

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早くも師走

理論上は単なる通過点とはいえ、年の区切りである師走に入って毎日何やかやと気ぜわしくなる時期となりました。

今年のように秋を感じる間もなく冬に突入するという不思議さは、約2年にも及ぶコロナ禍と相まって、曲がりなりにも地に足のついた人生を過ごしてきた各人の自分史にとって、なかなか受け入れがたい感覚です。

秋色豊かな清水公園
秋色豊かな清水公園

先日は秋恒例のふれあい講座が行われました。

大変多くご参加頂きまして誠に有難うございました。

今を生きる私達にとって実に身近な「認知症」を題材とした講座でしたが、高齢化社会にあって切り離せない事案、100%他人ごとではない切実な課題であり「認知症」そのものを正しく認知することで始めて、地域社会として共存すべき認識内容の第一歩になることは間違いありません。

今回はサポートする側に主眼を置いた講座でしたが、サポートされる側との境界線に立つ自分を意識することがとても大事であることを改めて意識することができました。

今後、更に深く掘り下げた内容での講座を企画していきたいと思いますので、一緒に勉強していきましょう。

本講座でも指摘されたように、とても重要なポイントとして日常的に「楽しく脳の活性化を図る」ことの大切さが浮き彫りにされました。

何にしても、上記のようなプラスの刺激のスパイラルが大事ということでした。

秋色豊かな清水公園2
秋色豊かな清水公園2

敢えて簡単に言えば、自分のために生きるのではなくまわり(他人)のために生きるという生活スタイルが結果として自然と認知症に対する最強の抵抗力になるということですね。

手前味噌になるかもしれませんが、当あいあいクラブの積極的活動の正当性を「認知症」を用いて医学的観点から裏付けされたことにもなります。

人間が地球に与え続けたダメージに起因する予測不可能な気候変異のなかで迎える年の瀬ですが皆様出来る限り緊張感を持って身構え、この年末を元気に過ごしていきましょう。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

感動ノート No.16  (辻さん提供)

83歳10年日記4冊目に・・・千葉市・北内利子さん

今年もあと少し。

10年日記も最後の年となり、これで3冊目が終わる。1冊ごとにいろんなことがあった。

旅行など楽しい思い出だけでなく、5年前に夫を亡くすなど悲しいことも。

53歳の時につけ始めたのは書く欄が短く続きそうだったから。

それまでの日記はなかなか続かなかった。

次の日記を買うかどうか考えた。

書き終えるのは93歳の時だ。

遠く丹沢大山を望む
遠く丹沢大山を望む

ただ、心臓にペースメーカーがあり、10年ほどの電池の寿命が90歳頃で切れるので、電池を交換する手術をしないと日記を書き終える事が出来ない。

そのころに元気がなければ手術をせず、人生を終わりにしてもよいかなとなんとなく思っていた。

だが今は人生100年時代、80代後半以上の友人ら人生の先輩たちも、歩くなどして何かしら健康に注意し、元気な方が多い。

私も電池を交換すれば100歳まで生きられそうだが、寝たきりだと意味がないとも思う。

でもまだ7年あるので、その時はその時で考えればいい。

これからも孫の成長など楽しみもあるし、認知症防止のためにもやっぱり買って書くことにしょう。

 

 

(ふろく)== つもり違い10か条 ==

高いつもりで低いのが教養

低いつもりで高いのが気位

深いつもりで浅いのが知識

浅いつもりで深いのが欲望

厚いつもりで薄いのが人情

薄いつもりで厚いのが面皮

強いつもりで弱いのが根性

弱いつもりで強いのが自我

多いつもりで少ないのが分別

少ないつもりで多いのが無駄

 

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俳句同好会 第241号

グランドゴルフ  鶴原美都子

校庭もグランドゴルフ天高し

寒椿一輪今日を見守りて

木枯しよ愁いも共に吹き散らせ

寒落暉一日の事を共に連れ

新調のコートながめつ眠に入る

今日行こか明日にしようか菊日和

庭菊をまずはあなたへ近況添えて

ちゃんちゃんこ息子の背に亡夫みる

皇帝ダリア    若松道朗

秋深し皇帝ダリアは孤高の舞

気高くそびえる皇帝ダリア
気高くそびえる皇帝ダリア

里山に踏み入る一歩秋匂う

裸木の樹皮にとりつく鹿一人

満ちたりし秋風顔打つ露天風呂

飛躍への準備に穴なし裸木の芽

秋景色逐一湧き出す追憶の妙

みちのく路葉を振り切って柿たわわ

那須の野は枯れ木透かして陽優し

霜月や放射冷却マジで2度

背中湯      小池芳子

背中湯に癒され青梅梅寿庵

甲府なら熱々ほうとううどん鍋

渡ります昔懐かしドンドン橋

子と孫と野菜炒めの夕食膳

鉢植えのもみじ手に持ちいちょう祭り

秋の風      石樵公子

天守閣中まで届く秋の風

兄の忌の近しと菊の風の中

もういいと言う九十一歳の母の秋

法善寺思わずナツメロ歌う秋

二階建てバスで遊覧大阪の秋

通天閣昭和レトロの秋の夕

秋深し二年ぶりの城めぐり

柿暖簾作る夫に夕日差し

二年ぶり夫作りたる柿暖簾

柿暖簾夫も満足時を待つ

銀杏映え     辻丕子

落ち葉掃き見上げる空に銀杏映え

公孫樹逞しく
公孫樹逞しく

冬陽背に犬と三っつの影を踏み

髪切って襟にひそとの寒さかな

裏庭のもみじひっそり色ずきぬ

補聴器の世話になりつつ冬の談

 

熱燗       辻升人

熱燗遡る枯れ木のてっぺんまで

路地に山茶花花売り人の来る気配

満月光水に流せぬ俺の影

売れ残りの夕日君にあげるよ

冬満月右膝の痛み母と話をしてみたい

石樵さんが二年ぶりに大阪へ旅したらしい。

ここ二年コロナ禍で旅することもままならず、きっと楽しい思いをされた事でしょう。

大阪のお土産を頂いての楽しい句会でした。

新調のコートの鶴原さん、露天風呂に浸かっている若松さん、背中湯で癒された小池さん。

俳句は自分史であるという持論の私にとってこんな句に出会える事が嬉しい。

 

11月の活動実績と12月の予定

2021_11月実績と12月予定
2021_11月実績と12月予定

 

 

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