No.251 甲和あいあいクラブ会報 2022年4月

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春の足音が聞こえる

めっきりと日脚が伸び、じっと耐えていた草花が一斉に咲き乱れる時期となりました。

春は生あるすべてのものに内在する生命が弾け躍動し、それぞれが自分の最適の姿で光輝く特別な時です。

スプリング・スノーフレーク
スプリング・スノーフレーク

道端の小さな草花ですら、よくよく観察してみると実に可憐かつ不思議な形状、そして何よりも美しい表情で有限の開花時期を精一杯に輝いている姿は、自分に与えられた全てをやり切ろうとする覚悟がひしひしと伝わってきて本当に感動しますね。

これら、生を全うしている草花に触れると、一方で人間の営みの現実、特に、長らく緑の地球を覆いつくしているコロナ禍の重苦しい雲や21世紀にもなって歴史の歯車を押し戻す侵略戦争というおぞましい大国の暴挙に接すると「いったい何やっているんだ、人間!!」「その行い本当に覚悟はあるのか、人間!!」と草花にも劣る人間世界の愚かさについ叫び声をあげたくなってしまいます。

さて、コロナ禍の第6波が終わって、やれやれと思いきやまたしても感染者数の増加でほぼ間違いのない第7波の予兆が表れてきています。

夜のハクモクレン
夜のハクモクレン

この状況下、3密になる感染リスクを考慮して過日行われました定例役員会におきまして、4月10日開催予定の「甲和あいあいクラブ 第22回定時総会」は残念ながら今回も中止とする事に決定いたしましたのでご報告いたします。

もちろん会員の皆様には、用意しておりました総会の資料は昨年と同様に担当リーダーの方々からお渡しいたしますので、ご了承願います。

なお、その際に会員の皆様には2022年度分の年会費1,000円をご用意いただき、担当リーダーの方にお渡し下さる様お願いいたします。

さぁ、春爛漫の当クラブ第23期の始まりに当たって、主目的である『健康寿命の最大化』を目指すため「良いコミュニティー」の存在の自負も新たに、この4月を元気いっぱい過ごして参りましょう。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

感動ノート No.20

=9,999人の味方=

 

米国カリフォルニア州インディアンウエルスのマスターズ女子テニス大会「BNPバリバ」の二回戦のこと。

0-6・4-6 で敗退した大阪なおみ選手に、試合の途中で心無い観客から
・・「なおみ下手くそ」
というヤジが飛んできて、主審に抗議するも受け入れられず、試合は前記のとおり破れてしまいました。

朝霧に煙る浅川
朝霧に煙る浅川

そのあと記者のインタビューに答え、記者からの質問に大粒の涙を流し、以前このようなヤジを受けたことのある選手のことを思い出し涙が止まらなかったと謝罪し、相手の選手にも謝罪をした。

コートを後に退場する大阪なおみ選手に、その時に試合場のアナウンスをしていたアナウンサーが次の言葉を投げかけてくれました。

この試合の観客には10,000人がいます、その内の9,999人はあなたの味方です。

心無い人はたった一人ですという意味のことでしょう。

こんな時に機転の利くアナウンサーに感動しました。

弱い者いじめ、弱者に対する思いやりの無さは嘆かわしいもんです。

デンドロビウム
目覚めたばかりのデンドロビウム

今ウクライナの人たちは毎日の報道で嫌というほど目に耳に入ってきています。

子供・親・兄妹・家も明るい空もみんな消えてしまっています。毎日砲弾に怯えて暮らしています。

どうか平穏な日々が一日でも早く帰ってくるよう願うばかりです。

2022/3/31  辻升人

 

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俳句同好会 第245号

 

笹鳴き    若松道朗

隠す身の春に焦がれて笹鳴き繁し

ぎこちなく鶯初音の響く空

温む川西陽に浮かれ蚊柱ゆらら

天に唾修羅むき出しで春に侵略とは

光る緑渡る風堪らなく今は春

緋寒桜息をのむ紅立ち尽くす

暮れなずむ弥生の空に朧月

 

人恋し    鶴原美都子

人恋し天も恋しき春の暮

うらおもてたてよこななめに生きて春

逢いたくていつもの場所へつくしんぼ

しゃきっと背を春に向かって歩こうよ

三・一一止まった町にも春巡る

道の端に座して視よとて犬ふぐり

カラフルな自転車子等の春動く

生うけて生かえすまで幾春か

 

中指     小池芳子

中指に冬陽の恵みか曲がる指

平和とは互いにむつみあう良い心

メダカさん元気出しなよ春来たよ

三寒四温花に水やり朝のひと時

週に二回のリハビリで腰痛遠のく

 

幸せ     石樵公子

幸せは今かもしれぬ水仙花

花桃は旧暦祝う雛飾り

今は亡き父母に供えし桜餅

家並みがいつもは見えぬ冬木立

芽吹く樹へエールめきたる陽の光

狭庭先水仙嬉々と白黄色

通学路土手になだるる雪柳

畦道で土筆見つけて心浮く

山川に風が匂いて春となる

雀の子登校見守る吾に挨拶

 

僕雑草    辻丕子

アスファルト破って芽吹く僕雑草

来年も作って見せる恵方巻

友より届く蕗の薹やらしもつかれ

指先の冷たさ春を?き寄せる

帰りたい帰りたい父の手握り泣き叫ぶ

 

山巓     辻升人

山巓の雪は語りべ聞こえる地唄

人を恐れず吾をも恐れず路上の寒鴉

巨樹に手を当てて芽吹きの鼓動聴く

あの星をひとつ拾って病む児らに

曇り空何も画けない画版の如

俳句の鑑賞の仕方の不思議さ・・・・・・

幸せは今かもしれぬ水仙花     公子

南浅川の桜
南浅川の桜

この句の選を若松さん・鶴原さん・そして辻と三者が良句として取り上げた・・。
水仙花を見ていて、今私は小さな幸せを感じていますよ、とこんな風に話をしたところ、作者は水仙花そのものが幸せと読んだらしい。
説明だったようだ。

 

3月期活動実績と4月期の予定

3月期の実績と4月期予定

 

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