No.252 甲和あいあいクラブ会報 2022年5月

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林道散策

先日、裏高尾の小下沢梅林から足を延ばしその先に続く小下沢林道を歩いてきました。

沢沿いの林道は数か所で土砂崩れの跡があったものの人が通るのに特段に問題のない状況でした。

ニリンソウ

すでに繁殖期に入っているこの時期、あちらこちらで森に染み入るような神秘的なオオルリのさえずりが耳に届き、自然豊かな八王子の懐の深さを改めて感じる時間でした。

林道横には沢の飛沫を背景とした真っ白なニリンソウの群落も何か所かで楽しむことができます。

その他、キケマン、カキドオシ、ヤマルリソウの可憐な花々にも出会え、今回は偶然にもネコノメソウという魔訶不思議な植物にも出会うことが出来ました。

山ネコノメソウ

ネコノメソウという名前は後で調べて分かったのですが、全国では50種以上ととても多い種類があるようで、雑草の割には何か雰囲気が違うなと思いスマホで写真を撮ろうと間近に寄ったところ、その名の通りまるで猫が目を細めてこちらをジッと見ているような感じの不気味さがあり「なんじゃコレは」とギョッとしてしまいました。

花ネコノメソウ

何十年も生きてきて、何万回も雑草を目にし、何千回も雑草の花々を見てきたはずですが、雑草という一言で片づけられる雑草などこの世には一つもなく、個々の植物が実は長大な歴史と特徴を持つ不思議な生き物である事に気がついた瞬間でもありました。

ところで、2年が経過した今なお人類に深刻な影響を与え続け、全世界が一致団結して立ち向かい戦っている最中のコロナ禍の一方で、突如として独善的な指導者によって引き起こされた残忍で凄惨極まりないウクライナへの侵略戦争は、更にエスカレートし人類をも滅ぼしかねない核の使用までちらつかせだすという実に卑劣な本性をむき出しにしてきました。

この怪物化した姿は、まさに人類の生存を人質にした21世紀の極悪魔の居直り強盗殺人者以外の何物でもありません。

モッコウバラの蕾

この侵略戦争は加害者以外の全世界の人々が心身を痛めている一大事ですが、現代にあっては最終的に暴力では何も解決する事はなく、相手が如何に憎くても話し合いでしか究極の解決をもたらす事はできないということを過去の歴史と教訓から真摯に学んで日も早い停戦判断に漕ぎ付けてもらいたいものです。

それにしても歴史的事実と現在の世界を見渡すと、情報の点で人類が平等に入手できるインターネットの時代であるにもかかわらず、主権が国民に存在しない体制においては必ず権力の魔性が暴走し、多くの国民はその魔性に取り込まれ思考停止または権力へのごますりや忖度に終始する状況に追い込まれ結果的に侵略の片棒を担ぐ事になってしまうものなのでしょうか。

さて、5月29日午前9時より甲和会館前の広場に集合して今年度最初の町内清掃が行われます。

今回は、今年度から新体制でスタートした中野町甲和会の田畑修新会長のもとでの最初の町内清掃となりますが、無理の無い範囲で一人でも多く当あいあいクラブメンバーの皆様のご参加をお願いしたいと思います。

永洞会長それでは、いたる所で咲く花と新緑が眩しい、風薫る5月の活動を元気いっぱい過ごしていきましょう。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

 

感動ノート No.21

憶えている誰かがいるかぎりひとは真には死なない

 

つい先日新聞紙上でこんな言葉に出会った。

あいあいクラブでいつもご一緒させていただいてる、Yさんとの会話の中で次のような話を聞く事が出来た。

姫卯木

「私の姪娘の子供二人が今年大学と高校にそれぞれ合格し入学式も済ませたある日、子供たちに入学祝をした。そのお返しにと云う事で我が家に来てくれ、その時、私の息子がみんなが揃ったんだから記念の写真を撮ろうという提案があり、では撮りましょうという事になった。

その時、姪娘さんから…おじさんの写真(遺影)も一緒に撮りましょうという話があり・・・思わず涙してしまいました。」という内容でした。

これこそ私が常日頃心に留めている「思いやり」「優しさ」そして「感謝」そのもののような気がして私も感動させてもらいました。

Yさんに対する姪娘さんの思いやりと優しさを窺い知る事が出来ると同時に、Yさんのご主人に対する姪娘さんの感謝があり姪娘さん家族との温かい絆を感じる事が出来ました。

Yさんのご主人の生き方は誰からも感謝される生き方をしてきたんだろうなと思いつつ、さて我が身に置き換え考えてみたとき、、いやそんな生き方をして来なかった。己に猛反省すると同時に、今年82歳になる吾身に、決して遅くはない!今日今から、感謝される生き方をしなければならない!いや、なるんだという決意をさせて戴きました。

ありがとうYさん・・・・・・・今月号の俳句にこんな俳句を作りました。

子ら集い遺影微笑む桜の夜       辻 升人

 

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俳句同好会 第246号

 

松山・帰郷  鶴原美都子

新緑の松山城や尚堂々

新緑に父母の墓参も今生と

筍を掘って食して老い四人

背負った背はいずれ背負わる春の暮

集合写真マスクの花が咲いたよう

砲撃は他国のことか春の雷

グランドに追いつ追われつ花ふぶき

無我の境つくしのはかま剥いており

ツバメ    若松道朗

シュチュピチュチュ電線ツバメの早口言葉

つばくらめ虚空に鋭く一筆書き

雨上がり朝陽を弾いてつばめ交う

驚異の美雑草などと言えぬ花

春風に笑顔で揺蕩う野辺の花

道端に欄より見事な垣通し

ゆるやかに吹く風楽しむ花水木

脱皮完了樟木若葉リニューアル

金婚     小池芳子

子等からの金婚祝い春の夜

一汁一菜今は幸せ出る涙

この季節鉢の手入れで手を汚し

水車小屋夕焼け小焼け桜そば

小川には三ツ俣・土筆・水芭蕉

苦味     石樵公子

人の世に苦味という味つくしんぼ

目黒より古き友来る春の朝

初めての友の訪問春の雨

紫木蓮ゆっくり膨らむ蕾かな

井の頭花見も最後パンケーキ

寒そうに暖かそうに沈丁花

春泥を蹴散らす馬場競馬

雪柳何と活けても色を添え

墓じまい二度と帰れぬ夫の郷

春の雨友と語らい泣き笑い

横浜駅    辻丕子

夜汽車乗り十五の旅立ち横浜駅

父母の逝きし齢か桜の夜

春来たと喜び束の間雪の朝

雪残る山の向こうにきっと春

桜散り次は私よ花水木

      辻升人

下手な字の母の手紙嗚呼母よ

路辺の草下済みの声犇めけり

あの山の汚れ抜け出で雪解川

靴音の乱れし緑夜今日の夫

子ら集い遺影微笑む桜の夜

私の最後の二句は同好会で一緒になるお二方との会話の中で感じ、その内容は私への教訓に他ならないと感じたのです。
Mさんは六十二歳の夫を見送り、そのご主人との思いを、聞かせて戴きました。
夜遅く帰ってくる夫の靴音で今日は疲れているのか、仕事がうまくいったのか解るそうである。
寝ずに待っている妻の姿、・・こんな俳句を初めて作った。

 

4月期活動実績と5月期の予定

4月期活動実績と5月期の予定

 

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