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熱中症
猛暑が続く毎日、『新型コロナ感染症』の蔓延とは別に『熱中症』の極めて危険な脅威も隣り合わせで迫ってくる日々が続いておりますが、あいあいクラブ会員の皆様、元気にお過ごしでしょうか?
『熱中症』といえば、地球温暖化に呼応するかのような予想を超えた気候変動に伴い、日本各地での救急搬送者は急激な増加傾向にあります。
厚生労働省の2010年以降の統計データによると、毎年6月~9月の暑い時期に全国で『熱中症』に倒れ救急搬送を受ける人は約6万人前後にのぼっており、死亡者数も多い時には1,500人を超え、平均でも例年1,000人前後という数字となっております。
残念ながら、ここでも問題となっているのは、熱中症死亡者のうち約80%は65歳以上の高齢者となっている点です。

見方を変えて考えてみると、この数字は、(日本に限定すればという条件付きですが、)ちょうど『新型コロナ感染症』の総感染者数と死亡者数に匹敵する数字となっており、さらに時間軸上での期間を考慮すればコロナ感染症より恐ろしい病状とも言えます。
ちなみに、日本におけるの新型コロナ感染症は8月29日現在の感染者数68,200人、死亡者数1,285人となっております。
このことからも、私達としてはコロナに対する身構えは当然のこと、『熱中症』の危険性に対してもしっかりとアンテナを立て十分に留意しながら過ごさなければなりません。
まだまだ前途の多難さを簡単には払拭しきれそうもないこの9月、クラブ活動の制限もかなり厳しい中ではありますが、自分らしく無理なく活動および日常生活に集中し元気溌剌と乗り切っていきましょう。
甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎
感動ノートNo.2
これはつい先日の事、コロナ自粛中に読んだ「快老訓」という書物の中にこんなことが書かれていたので、己への戒めと思い書き留めたものです。
快老訓
老化克服の対策・並びに方法
① 心に張りを持つこと。
② 何事も億劫にならず、まめまめしく行動すること。
③ 無精にならず、オシャレを忘れぬよう、身だしなみをよくする。
④ 頭の回転に努め、脳の訓練を怠らず、常に新しい知識を求め、新しい勉強をする事。
⑤ 脳に対する栄養、特に酸素の供給を豊かにすること。
⑥ 常に明日への希望を持ち続け、趣味を豊富にして、心を楽しませ、心を飢えさせぬよう努める。
⑦ 心を寛容に持ち、感謝とユーモアを忘れぬこと。
⑧ 時々自己の老化の度合いをテストすること。
それには中学時代に習った数学の本、英語の書物など、時々出してみるのもよく、また、10年20年前に書いた自己の書いたもの、日記・手紙・写真・などを現在の自己のそれと比較してみる。
要するに、自己反省力が鈍らないよう、進んで自己のマンネリ化を破って、常に新しさを求める事を心掛けるようすべきである。
恍惚の人にならない方法=恍惚になる人の原因の主なるものとして

① 脳軟化症
② 脳動脈硬化症
③ 脳溢血の後遺症
④ 心労・懊悩(悩み)
上の4つの事が考えられる。
早く言えばこれらの原因が障碍となって脳の栄養に必要な血液リンパ液が好条件に循環せず、停滞がちであること、若しくは脳活動に必要な適量が行き渡らないことによるのである。
鉢植えの植物に水をやらなかったり、不十分なため水分が欠乏して植物をしおれさせたり枯れさせてしまうと同様である。
上記⑧の時々自己の老化度合いの中に是非加えて戴きたいのが「俳句」です。
俳句は季語があって5・7・5にまとめれば良いことなんです。
俳句は日常の出来事を言葉にするんです。
我々が求めている俳句は自分史です、思いやりとやさしさと感謝です。
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蚊は蚊なり 鶴原美都子
血を分けた仲とは言えど蚊は蚊なり
夏庭は蜘蛛の巣さえも花と見ゆ
眼指しに喜怒哀楽の白マスク
歳につれ妣そばに有り柚子の花
夏蝶の留まる先を見届けて
線香の少しゆらいで送り梅雨
原爆の真実知りて令和二年
暗黒を焼き払う如大文字
ランデブー 樋口雄二
川風のぬけし浴衣のランデブー
古里をコロナが隔つ夏休み
片蔭を拾い拾ひつ散歩かな
気の早き虫軒端に奏でけり
一拍の遅れし音や遠花火
三密は何処吹く風と蝉時雨
楽しみの帰省コロナにさえぎられ
かわせみの飛び込む水の音かすか
雌伏(しふく) 若松道朗
雌伏経て脱皮しくじる蝉あわれ
有限をせかされ叫ぶ蝉の群れ
円弧の接触親子つばめの空中給餌
縁の下幼きコオロギ夏の夕
コロナ禍の夏とっておきのスマホ旅
広島忌 石樵公子
折鶴に平和を誓う広島忌
広島の祈りは深し夾竹桃
一杯の水有難きかな原爆忌
瀬戸日暮れ祖母と揃いの浴衣着て
黄なる花空蝉乗せてゆうらゆら
息子出で残りし旅行記夏の夜
炎天下みんな隠れてしまいけり
永らえて父母の恩知る盆供養
初盆も隣県なれど参られず
遠方の友に咲かせて夏の花
パキラ 小池芳子
猛暑なりパキラの若葉も暑かろう
この夏に子犬我が家に仲間入り
サツマイモ葉の色変わるの楽しくて
紫陽花が移植地で出す新芽かな
指切ってなかなか治らぬ夏の膳
棺の窓 辻升人
棺の窓閉めてくれぬな夕日が見たいから
雑木雑草踏まれても踏まれても
近ずくと哭き止む蝉と語り合う
濁り川河口で汐と交じり合う
羅漢さん聞こえてますか蝉の絶叫
*
先月から書き始めた感動ノート今月号の④を見てください。
新しい勉強です、脳の訓練です、新しい知識を求めるんです。
鶴原さんの「妣」=亡くなった母の事です。
若松さんの「雌伏」=他人の支配に服して堪えている事。
読者として勝手に鑑賞するとすれば「蝉」はまさに己の姿なんだと思います。
人間はいつも堪えて生きているんです。
2020年8月期の活動報告と9月期予定

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