No.242 甲和あいあいクラブ会報 2021年7月号

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東京オリンピックとコロナ

一年遅れの東京オリンピックが間もなく開催されます。

8年前に東京開催が決定した時、日本中の多くが心から喜び、経済の活性化・ひいては社会全体の活力増強の期待とともに大いに歓迎ムードがありました。

しかし皮肉にも人類は、身近に死を連想させる正体不明の見えない巨大なコロナウィルス感染症の波に突然襲い掛かられてしまいました。

その余波は筆舌に尽くしがたく、世界中で無数に予定された様々なイベントを徹底的に停止させ、挙句には一大イベントであるオリンピックにも一年延期という番狂わせを強いることになりましたが、兎にも角にも7月のカレンダーのページをめくれば、夢の舞台は目の前です。

このオリンピックが、2年前に行われたラグビーのワールドカップの時と同じように観る人々に大きな感動と生きるヒントを与えてくれる機会になればと期待したいと思います。

さて、コロナワクチン接種に関しては、供給当初の混乱と全体像の不透明さ、自治体ごとにバラバラな予約システムの脆弱さなどで危惧されていた接種のスピードも、ようやく急激に上がり出し、私達の近隣にも2回接種済の方が相当数見受けられるようになりましたね。

川原に風にたゆたう矢車草

日経新聞によると7月2日現在、1回接種者の数は総人口の24%、2回接種者で13%を超えてきており、65歳以上の高齢者に限れば1回接種者が64%、2回接種者も30%を超えてきています。

確かにこのワクチン接種効果は一目瞭然で、コロナウィルス感染者数全体で、65歳以上の高齢者の占める割合が、本年2、3月には30%前後、5月に20%前後と多くを占めていましたが、直近の7月には、実に6%台まで下がり格段に減少しています。

勿論手放しで喜べる状況にはありませんが唯一、明るい兆しといえるでしょう。

当クラブとしても、感染者を一人も出さないでコロナ禍の

永洞会長
永洞会長

終息までの道のりを歩

んでいきたいと思いますので、皆様の一層の気配りを宜しくお願いいたします。

甲和あいあいクラブ  会長 永洞進一郎

 

感動ノート No.11

=悩みを話し、悩みを聴いて、身近な人と助け合いを=

 

些細なことが気になり、くよくよ思い悩んでしまうことが多いという主婦がいます。子育てのこと、パート先での人間関係、人からどう見られているかなど、悩みの種は尽きないようです。

そんな主婦の悩み解消法は、胸の内に溜め込まず、友人に打ち明けること。

「話すことは放すこと」と言われるように、人に話して悩み事を放すことで、心が軽くなるそうです。

一方、悩みを相談される側も、「聞いてくれてありがとう」とお礼を言われれば、悪い気はしません。

その主婦も、よく友人の相談に乗っています。

そんなときは、助言するだけでなく、後からそっと、悩みごとが解決するようにと、神様にお願いしているそうです。

雨に咲く額紫陽花
雨に咲く額紫陽花

雨に咲く、額紫陽花
少し勇気を出して、だれかと悩みを分かち合えたなら、辛さは半分になるでしょう。

また誰かの悩みに耳を傾ければ、心の辛さを和らげることにつながります。

そんなさりげない”互い助け合い“を、まずは身近な人間関係の中で培っていきたいものです。

瀬戸内寂聴は人間の一生は99パーセントが悩み事で1パーセントしか安らぎはないと言っています。

悩みごとの話せる人を探しましょう。

 

6月、高月の田園風景
6月、高月の田園風景

余談ですが、米国メジャーリーグで今話題の大谷翔平選手がフォアボールで一塁に歩き出した時、途中にごみが落ちているのを見つけさり気無く拾って左のポケットに入れる光景。

また、ゴルフの松山選手がマスーターズで優勝した時のキャディさんが、最終ホールが終わったときにピンを差し終え、帽子を取ってコースに礼をした光景の映像が流れるのを見たとき、ほんわかほっと、した日本人のいたわりや優しさを感じたのは私だけではないでしょう。

 

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俳句同好会 第236号

 

羽抜鳥    飯塚博

 

向こう張る おごり恥いる 羽抜け鳥

腹立ちを 省みる雨 羽抜け鳥

ワクチンを けなすも謝すも 暑気払い

やませ来し 雷来い行かん まことみち

霍乱を 恐るもくさすも 高齢者

人恋し コロナごもりの 金魚鉢

なに生きむ 鏡に探る 日の盛り

心の隅    鶴原美都子

 

一人居の 心の隅を 濃あじさい

挨拶に 接種は何日と 梅雨きざす

さもありなん 皆既月食 通り過ぎ

幾百の 墓碑へさやさや 若葉風

しばらくね 墓碑との対話 若葉風

歳と共 縁深まりて 春炬燵

草茫々 気に病みつつも 梅雨の入り

日に日にと 形になりし 大判草

高月の田園風景

落し文    若松道朗

 

先急ぐ 林道ひっそり「落し文」

額紫陽花 生死の習いに追いつかず

木々の葉も 深緑馴染みて夏きざす

不如帰 時に急かされ狂い鳴く

雨宿り 燕返しに牽制球

ハルセミの 拙き合唱 抜ける空

卒寿     石樵公子

 

卒寿過ぎ 友からの文 梅雨の入り

柿若葉 つぼみ抱きて 風に揺れ

寂しいと つぶやきし老母 梅雨の入り

梅雨寒や 早寝の多く なりし老母

梅雨明けて 花も緑も 息吹き返す

元気無き 梅木に一個の 実がなりて

風に揺れ 蜂吐き出して 釣鐘層

荒れ庭に 大きく咲きし タマアジサイ

この庭に 亡父の面影 沙羅の花

潮風を 浴びて薊 色の冴え

メダカ    小池芳子

 

水槽は メダカの世界 稚児誕生

梅雨間晴れ 今日は夕餉に 肉料理

風鈴に そよ吹く風に 癒されて

スズメさん 赤いトマトが 好きですか

トマト三種 赤く実が成り 梅雨の入り

      辻升人

 

青々と 青青々と 青田風

廃家訪う 幾年過ごせし 師の歴史

母恋し 母の命日 梅雨の入り

折り紙に 折って折れない 過去愁い

酔いざれて 日焼け土工 夜の亀裂

飯塚博さんを紹介しましょう、私のビデオサークルの仲間なんです。ビデオ作品に俳句を入れることにより「自分史」、自分の「生き様」を残す事が出来るという私の勧めに心よく応じてくれて、つい最近句作を始めたばかりです。
今回の句の中の羽抜け鶏は作者本人と読んでください。
自己を吐露した見事な俳句です。乞う長くじっくり焦らず。

 

 

6月の実績と7月の活動予定

6月実績と7月予定

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