No.226 甲和あいあいクラブ会報 2020年1月号

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新年のご挨拶

 甲和あいあいクラブ会員の皆様、明けましておめでとうございます。

 本来、晴れやかに元号が代わったのを機に、清々しい息吹きに満ちた新たな時代を迎えるべき時に、人類の積もり積もった礼節の乱れが地球自然のいたるところから噴出し、その影響がくっきりと表面化してしまった激動の令和元年を経て、いよいよ希望輝く令和二年の幕開けです。

 穏やかに箱根駅伝を楽しむ年初にしようかと思いきや、現実は想定外!某大手自動車メーカー・元会長の子供じみた前代未聞の国外逃亡劇から始まってしまいました。

 あまりの衝撃に、はずれそうな顎を必死で抑えていると、今度は名だたる大手国家が、とても大人の仕業とは思えない、幼稚で短絡的すぎる手段で仮想バトルゲームのように無人機で敵をせん滅するという行動をとり、ゲームだからギリギリ許されていた世界を一気に現実世界に展開してしまいました。結果、この時代としては考えられないリアルな戦争モードに突入するという、更に開いた口が塞がらないようなニュースが飛び込んできています。

 どちらの内容も、もはや法治国家における出来事という概念は吹き飛び、まるで西部劇の無法時代に住んでいる感じで、人間が失敗を繰り返し経験を積み上げながら対話の力で築き上げてきた重みある理性の歴史を数十年、いやひょっとしたら百年以上力ずくで巻き戻している錯覚を覚えてしまいます。

 果たして人類はこれら怪しい人や指導者達に対して、どのような解を導き出していくのでしょうか?

 不本意な書き出しになってしまいましたが、昨年一年間行ってきました皆様の諸活動に対し、あらためて心から感謝いたします。

 2019年中に活動された会員延べ人数は何と5,701人(女性:2,825 男性:2,876)に上りました。これは、平均で1人のあいあいクラブ会員が年間48回もの何らかの活動に参加し地域内でのコミュニケーション・活性化に貢献しているという驚異的な事実を意味します。

 あくまで平均の数字ですが、地域内でこれだけ人と人が触れ合う機会が多いことで、様々な面での触発・気づき・協力が付帯され、同じ時間を何もしないで過ごした場合に比して、好むと好まざるとに関わらず、数倍、数十倍、数百倍の価値を生み出していることになります。

 結果として、私たちが住むこの地域がより良い方向に向かっていくことの重要な手助けになっていくことは確実です。

 また私たち一人一人はつつましくも常に毅然としており、少なくとも逃亡劇を自己弁護するような自分ファーストで下品な人種には比べれば遥かに崇高に生きていることも確かなことです。

永洞会長

劇的に変化を起こしている世界の動きの中ではありますが、どうか新しい一年も、お一人お一人が目標を立て、自分のお尻を叩くつもりで奮って様々な活動に参加されることを心からお願いいたします。

甲和あいあいクラブ会長 永洞進一郎

 

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俳句同好会 第218号

 

甲和朝     樋口雄二

雪富士の巌と聳えし甲和朝

年暮るる過ぎし一年早きこと

小春空一枚脱ぎし散歩かな

山茶花の散りて華やぐ小道かな

正月の凧羽根つきも見なくなり

筆跡に元気と友や年賀状

成人式振袖に込む親心

 

笹鳴き     鶴原美都子

笹鳴きや幾年聴かぬ町となり

手の甲の祖母に似てきし毛糸編む

寒茜夕餉の支度急ぎ足

隙間風身に染むほどの事もなし

短日や終わらぬままの庭仕事

終い湯に浸るひととき五七五

雨戸閉めふと思い出し寒満月

息災と歳暮の返礼姉妹

 

母方先祖    山本博布

年の瀬に母方先祖をふと思う

初霜や眦決して図書館へ

陽だまりに新聞持ち込み眼鏡拭く

正月の餅頼みたり新聞店

冬至来るまだまだ蒲団持ち上げられる

 

焼き芋     石樵公子

焼き芋の焼きあがる香にいざなわれ

秋雨の止んで出る虹即位式

犬が野を駆けて戻りぬいのこずち

見返れば手を振る老母菊の中

冬枯れやまだ下に咲く黄なる花

秋の風里山の色塗り替える

枯れ菊も漂う香り紅と黄と

散紅葉役目を果たし土に帰し

柿落ち葉地に一際の朱を放つ

柿の木や実り喜ぶ人もなし

 

背の縮み    小池芳子

背の縮み丈のながしを悲しめり

朝寒やラジオ体操もう終わり

寒くなり久しぶりなり五日市

ベランダで座布団カバーの日向ぼこ

嬉々としてウサギも食べるハコベかな

 

鵙の贄     辻升人

鵙の贄俺をあの木へ刺して置け

冬の蝶窓をよぎりて帰らざる

枯れ木仰いで一歩一歩生きてゆく

白鳥来どこから来たと問うてみる

凍て鶴の足一本にも血は通う

今月は少し俳句の話を、今月号で鶴原さんが笹鳴きという言葉での投句がありました。
「笹鳴き」は冬の季語なんです。

鶯は春になると美しい声で春を知らせてくれます。その鶯がまだ成鳥しきれないその鳴き声は少し耳障りなんです。

「鵙の贄」鵙がカエルや昆虫を殺め自分の餌として枯木に刺して置くそうです。それを忘れてしまうのが鵙なんです。

 

2019年12月期の活動報告と2020年1月期予定

 

12月の実績と1月の予定
12月の実績と1月の予定

 

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